善意の道徳
善意の道徳についてみていきましょう
善意の道徳とは、道徳の中の一種です
善意の道徳のほかにもいろいろな道徳がありますが、今回は善意の道徳について語ります
「善意の道徳」はふつう層の道徳
善意の道徳は、ふつう層の人たちの道徳です
ふつう層の説明は以前のブログに書いています
ですがもう1度説明したいと思います
ふつう層とは?
ふつう層とは、健常性障害の大きな分類の1つです
健常性障害か、またはそうでないかという2つの基準があります
健常性障害ではない普通の性格の人が、そのまんまですが「ふつう層」です
簡単にいうとおかしな性格ではない普通の人という意味です
健常性障害については概要レベルのことしか書いていないので、また詳しく書きたいと思います
ふつう層の人への考え方
ではふつう層の人たちは人間関係をどのように考えているのでしょうか?
ふつう層の人は人間関係をこのように考えています
画像のように人間関係が近いほど強い好意を持ち、人間関係が遠いほど好意が弱くなります
これが善意の道徳です
善意の道徳:仲間
仲間とはすごく親しい人間を指します
家族や親友や恋人などがこれに当たります
大変強い好意を持ちます
また同じ時間を共有している場合が多いです
善意の道徳:知り合い
知り合いとはある程度親しい人間を指します
学校で例えると友達まではいかないが、クラスが一緒で会えばあいさつしたり話したりする関係の人間です
また友達まではいかないが部活が一緒の人たちなどが知り合いに当たります
仲間ほどではないが、ある程度の好意を持ちます
また共有している時間がある程度ある場合が多いです
善意の道徳:関係者
関係者とは面識があるだけの人間を指します
ファミレスの店員とお客のような関係です
お互い面識はあるが仲間意識はほとんどありません
プライベートの時間を共有していることは基本ありません
善意の道徳:無関係者
無関係者とはまったく面識がない人間を指します
根本的に会ったことが1度もない人達のことです
例えば同じ日本に住んではいても、会ったことがある人間よりも会ったことがない人間のほうが、はるかに多いです
1億人の人口のうち面識がある人は1%にも満たないです
「善意の道徳」は人間関係の道徳
このようにふつう層(ふつうの人)は人間関係において、人間関係の距離感で差異をつくります
親友と他人は一緒には考えません
これが福祉が機能しない原因に直接的ではなく間接的に問題になります
次回は善意の道徳についてもう少し話していきたいと思います