善意遠近法のまとめ
では最後に善意遠近法をまとめてみましょう
遠近法をもとに説明したいと思います
遠近法
まず遠近法の画像を見てください
4人の男性の画像ですが、男性が左に行くにつれて小さくなっていますこれは遠近法で近くの人間ほど大きく見え、遠くの人間ほど大きく見えます
善意の道徳
続いてこの画像を見てください
先ほどの遠近法の画像をちょっとアレンジしてみました
善意の道徳は人間関係が近いほど好意が増します
仲間はもっとも好意や親近感がつよく、無関係者はもっとも好意や親近感がありません
遠近法のように人間関係の距離が遠くなるにつれて好意が弱くなります
善意遠近法:福祉サービスの進行率
福祉サービスの成功の進行率を画像にしました
遠近法で表すと進行率が高いほど、画像が大きくなります善意遠近法:福祉サービスの進行内容
続いて福祉サービスの進行内容を画像にしました
今度はパーセンテージではなく進行内容で表しました左から順に
企画 福祉サービスの企画だけしている状態です
始動 福祉サービスが開始された状態です
過程 福祉サービスが開始されているが、まだ成功していない状態です
成功 福祉サービスがきちんとした結果がでて成功した状態です
善意遠近法:第三者の視点
次に福祉サービスを第三者の視点も交えて画像にしました
第三者の視点のところに「超過好意」と「妥当好意」と書いてありますこれはなんでしょうか?
「超過好意」とは、善意の道徳で妥当以上の好意を持つことです
「妥当好意」とは、善意の道徳で妥当な好意を持つことです
簡単にいうと仲間に仲間という扱いをするのは妥当だが、無関係者に仲間という扱いをするのは妥当ではないという意味です
第三者からすると福祉サービスの企画の話をちょっと聞くくらいが妥当であって、それ以上協力したり好意を持つことは赤の他人の無関係者に対しては、超過好意であってそこまで必要はないということです
善意遠近法:第三者の善意遠近法
第三者の好意を画像にしました
第三者の好意を見てみましょう実際の福祉サービスは100%まで達してやっと成功です
しかし第三者にとっては無関係者なので、そこまでする義理はありません
プライベートならそれでも悪いというわけではないかもしれません
しかし福祉サービスをその基準で考えてはいけません
第三者からすると企画を1回ちょっと聞いただけで「妥当好意」なのです
2回聞いたら「超過好意 2倍」
3回聞いたら「超過好意 3倍」
4回聞いたら「超過好意 4倍」 なのです
福祉サービスの進行率が考えると4%の段階で第三者の頭の中では、400%の超大成功の状態なのです
もっと好意をもたなくていい
これは「もっと好意をもちましょう」という意味ではありません
パブリックの福祉サービスと、プライベートの人間関係の距離を分けて考えましょう!という意味です
パブリックの福祉サービスを、プライベートで赤の他人にいいことしたな~と思いこまないようにしましょう!という意味です
この勘違いを「善意遠近法」といいます