低レベル業界論
今回から何回かに分けて「低レベル業界」について書きたいと思います
福祉業界や行政がなぜサービスが悪いのか
いろいろな原因がありますが、その理由の1つが低レベル業界の規準をその業界が満たしてしまっているから…ということもいえます
では今シリーズは「低レベル業界論」について書いていきたいと思います
低レベル業界とは?
低レベル業界とはなんでしょうか?
低レベル業界とは、業界のレベルが低く消費者のニーズに応えられない業界のことです
業界全体のレベルのが低いのであって、特定の企業や組織が低いのではありません
業界全体のサービスレベルが低いのが低レベル業界です
三大市場原理論でいうと当事者型市場原理が非常に弱い場合が多いです
サービス提供者型市場原理が強い場合が非常に多いのも特徴の1つです
サービス提供者型市場原理よりも第三者型市場原理が強いとサービス提供者が当事者ではなく第三者にむけて良さをアピールします
三大市場原理論についてはこちらからどうぞ
低レベル業界共通項
低レベル業界には全くちがう分野の業界でも共通している部分があります
それを「低レベル業界共通項」といいます
低レベル業界はたまたま業界のレベルの低いのではなく、ちゃんと理由があるのです
能力が求められなかったり、責任という概念がなかったり、根本的にうまくいかないのには理由があります
この低レベル業界共通項を明らかにすることで、低レベル業界の実態に迫っていきたいと思います
低レベル業界共通項は
不求能力
不求責任
不求評価
不求結果 の4つがあります
低レベル業界共通項が1つでもあれば低レベル業界
上記の低レベル業界共通項が1つでもある業界は、低レベル業界といっていいです
4つすべてではなく1つでも当てはまれば間違いなく低レベル業界です
次回から1つづつ説明していきます